ずっ~と見たかった映画。
受験で見れなくて、でも、やっと、今日見ることができた。
工作員の女と政権を握りる男の欲情と愛。
上映当時、激しい性描写が話題になっていたが、
それよりも監督がアン・リーであり、トニーレオンが出てる時点で
私はもう引き込まれてしまっていた。し、実際今日見て、引き込まれた。
お金かけただけあって、映像がきれい。
役者がいい。衣裳が素敵。
約2時間半、最後まで水も飲まず、見入ってしまったわ。
スパイとして愛欲の罠にかけたものの、その男の愛に落ちて行った女。
そして、純粋に工作員の女に落ちていく、男、トニーレオン。
性描写は確かに激しかったが、第三者の視点でなく、
自分と重ね合わせて見てしまい、ちょっと複雑な気持ちになってしまった。
(別に私は工作員ではないけど、セックスの類がね・・・。)
あと、最後のセックスシーンあたりでは、昇天した後に、
女工作員が、涙を見せるわけよ。
自分の運命を呪い、愛してしまったことを実感し、
どうしていいか、複雑な心境なのが、わかるから切ない。
ラストシーンの展開の、「やはり感」は否めないけど、
女として生まれてきて、本当に人を愛し愛されたのなら、
自分の命を捨ててでも、愛を通し、女として見てもらいたい。
工作員の女が背負う運命が、悲しい。
時代に翻弄される生き方、時代に愛を割かれる男女、
自由に生きている私には考えられないけど、
サディスティックな時代の中で、見え隠れするマゾヒストな部分。
そこに、愛と、欲情と、宿命をブレンドした映画。
私は、好きです。
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